住宅性能表示制度とは
今までの住宅の場合、性能を数値等で客観的に判断できる基準がなく、充分な比較ができませんでした。そのような状況を解消し、安心して住まいづくりができるように、「一定の基準」がつくられたのです。
見るだけでは分からない「地震や台風に対する強さ」、「お年寄りが暮らしやすい」などと言った、9つの項目で住宅の性能を表すことになりました。
※住宅品質確保促進法における瑕疵担保責任で義務づけられる、基本構造部分の10年間保証とは異なります。
※住宅性能表示制度はあくまで任意の制度であり、義務ではありません。
※制度を利用するには、一定の費用が必要です。
※新築住宅(未入居、建築後1年以内のもの)のみが対象になります。中古住宅は対象外です。
9つの性能表示
構造の安定 地震や風などの力が加わった時の建物全体の強さ
表示項目
- 耐震等級(構造躯体の倒壊等のしにくさ)
- 耐震等級(構造躯体の損傷のしにくさ)
- 耐風等級(構造躯体の倒壊等防止及び損傷防止)
- 耐積雪等級(多雪区域のみ。構造躯体の倒壊等防止及び損傷防止)
- 地盤又は杭の許容支持力等及びその設定方法を表示
- 基礎の構造方法及び形式等を表示
火災時の安全 火災の早期発見のしやすさや建物の燃えにくさ
表示項目
- 感知警報装置設置等級
- 脱出対策(3階建て以上のみ)を表示
- 耐火等級(開口部)
- 耐火等級(開口部以外)
空気環境 内装在のホルムアルデヒド放散量の少なさ及び換気方法
表示項目
- ホルムアルデヒド対策等級「特定木質建材」を使用する場合のみ等級1〜4
- 全般換気対策を表示
- 局所換気設備を表示
高齢者等への配慮 バリアフリーの程度
表示項目
- 高齢者等配慮対策等級
- 部屋の配置
- 段差の解消
- 階段の安全性
- 手すりの配置
- 通路・出入口の幅員等
- 寝室・浴室・便所の広さ
光・視環境 開口部面積の多さ
表示項目
- 単純開口率
- 方位別開口比
※居室とは、居間、食堂、台所、寝室、書斎、子供室、応接室等のことをいい、浴室、洗面所、便所、廊下、階段室、玄関等は含まれません。
劣化の軽減 建物の劣化(木材の腐朽など)のしにくさ
表示項目
- 構造躯体の劣化対策等級
維持管理への配慮 給排水管とガス管の日常における点検・清掃・補修のしやすさ
表示項目
- 維持管理対策等級(専用配管)
温熱環境 冷暖房の省エネルギーの程度
表示項目
- 省エネルギー対策等級(地域によって異なります)
音環境(選択項目) 居室の方位別に使用するサッシ等の遮音性能
表示項目
- 透過損失等級(外壁、開口部)


